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IT導入補助金の採択後にやること ― 交付申請から実績報告までの流れ

解説 | 公開日: | 最終更新:

採択は事業のスタートにすぎない

IT導入補助金は、申請者が選択したITツールの導入を支援する補助金です。採択通知が届いても、まだ補助金を受け取れる確定ではありません。採択後に交付申請・交付決定を経て、初めて発注・支払い・報告という本番が始まります。

採択後の標準的な流れ

  1. 交付申請: 採択後、公募ごとに指定された期間内に交付申請を行います。事前確認(セキュリティ・契約種別等の区分)が求められる場合があります
  2. 交付決定: 交付申請の審査を経て交付決定通知が届きます。交付決定の発注・支払いは原則補助対象外です
  3. ITツールの発注・支払い: 事務局が指定する電子取引サイト(マッチングサイト)等で発注し、補助期間内に支払いを完了します
  4. 導入・利用開始: 単に支払うだけでなく、ツールを導入し実際に利用を開始することが要件とされています
  5. 完了実績報告: 期日内に実績報告書と支払いを証明する資料等を提出します
  6. 補助金の支給: 報告の審査後に補助金が支給されます
武官の警告

返還リスクを避けるための注意点

  • 交付決定前の契約・支払いを行わない(仮発注の取り扱いは事務局の案内を確認)
  • 補助期間内に支払いを完了する(未払いのままだと対象外)
  • 発注内容を申請内容から変更しない(変更が必要な場合は事務局に相談)
  • PCの導入など枠・区分のルールを満たす(制度により区分が変わるため最新の公募要領で必ず確認)

事務局への相談・助言

採択後の手続きで迷ったら、事務局の助言窓口を活用しましょう。IT導入支援事業者と補助事業者の双方に対する助言・相談・要件確認サービスが用意されています。期日と様式は年度ごとに変わるため、常に最新の公式案内を確認することが返還トラブル防止の基本です。

執筆: sanbonko(行政情報部)

web上の公開情報から収集した日本の行政処分データと公的制度情報をもとに、14省庁・機関5,362件の行政処分データセットを整備し、規制動向の調査・分析レポートを公開しています。

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