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起業形態の比較 ― 株式会社・合同会社・個人事業の違い

解説 | 公開日: | 最終更新:

軍師の解説

起業形態の選択肢

起業時には、主に次の3つの形態から選択します。

  • 株式会社: 出資者(株主)が有限責任で参加し、取締役等が業務を執行する会社
  • 合同会社: 社員(出資者)が原則として業務を直接執行する会社。機関が簡素
  • 個人事業: 1人の経営者が、事業所得として所得を申告する形態

比較表

項目株式会社合同会社個人事業
設立コスト登録免許税15万円以上+定款認証手数料等登録免許税6万円以上基本無料
責任有限責任(出資額が上限)有限責任無限責任
信用高い(法人・株式の信用)法人としての信用あり個人としての信用
決算公告原則義務義務なし義務なし
税務法人税(法人の所得)法人税所得税(個人の所得)
代表者の交代定款・登記の手続き定款・登記の手続き相続等(難しい)

税務上の主な違い

  • 法人税と所得税: 法人は法人税・法人住民税・事業税(該当する場合)が課税。個人事業主は所得税(国税)と事業税・住民税
  • 青色申告: どの形態でも青色申告が可能
  • 消費税: どの形態でも、売上の基準に基づき課税される
  • 役員報酬: 法人は役員報酬を経費にできる(法人の運営上、役員に給与を支払う)

形態を切り替えるタイミング

  • 売上の拡大: 個人事業で売上が伸びてきたら、法人化を検討する
  • 節税の観点: 所得税・法人税の税負担をシミュレーションして判断する
  • 信用の必要性: 取引先・融資で法人の信用が求められる場合

選択の目安

「まず低コストで始めたい」なら個人事業、「事業を拡大しやすい・信用を確保したい」なら株式会社、「低コストで法人の体裁を保ちたい」なら合同会社が選択されやすい傾向です。

制度の詳細は、法務省(登記)国税庁の公式案内でご確認ください。

執筆: sanbonko(行政情報部)

web上の公開情報から収集した日本の行政処分データと公的制度情報をもとに、14省庁・機関5,362件の行政処分データセットを整備し、規制動向の調査・分析レポートを公開しています。

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