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事業用賃貸契約と用途地域の基礎 ― 店舗・事務所探し

解説 | 公開日: | 最終更新:

店舗・事務所を探す流れ

起業時の店舗・事務所探しは、契約に至るまでに複数の確認事項があります。建物の用途・許認可の適合性を確認してから契約するのが安全です。

  1. 事業内容を確認: 提供するサービス・商品、営業時間、従業員数
  2. 立地条件の確認: 駅からの距離・駐車場・競合
  3. 建物の用途確認: 用途地域(都市計画)・建築基準法上の用途
  4. テナント契約: 賃貸借契約書の確認(借主・貸主の責任範囲)

用途地域の考え方

都市計画法上の用途地域は、建物の用途(住宅・商業・工業等)を制限する規制です。

  • 商業系(商業地域等): 店舗・事務所が原則可能
  • 住居系(第1種住居地域等): 店舗・事務所の制限がある場合がある
  • 工業系: 商業施設の制限がある場合がある

用途地域は、自治体の都市計画部門または建築指導課で確認できます。また、建物が違法建築でないか(建築確認済みか)も確認が必要です。

武官の警告

賃貸借契約の注意点

  • 契約期間・更新: 普通借家契約(更新あり)か定期借家契約(更新なし)か
  • 保証金・敷金: 金額・返還条件・クリーニング費
  • 改修・内装: 原状回復の義務・貸主の承認事項(看板設置等)
  • 解約の予告期間: 退去時の予告期間(6か月前等)
  • 営業の制限: テナント規約で営業時間・競業の制限がある場合がある

事業用テナント契約の実務

  • 許認可の適合性: 飲食店の場合、建物の用途・換気・消防法令への適合を確認
  • 家賃の支払い: 売上と連動した家賃(変動家賃)の取り扱い
  • 保証人・保証会社: 法人の保証人として、代表者の個人保証を求められることが多い

契約前の確認

「用途地域」「建築基準法上の適合性」「消防法令への適合」は、契約前に自治体の窓口または建物の管理会社に確認しましょう。契約後に不適合が判明すると、事業が始められない場合があります。

用途地域の制度詳細は、各自治体の都市計画部門・国土交通省の公式案内でご確認ください。

執筆: sanbonko(行政情報部)

web上の公開情報から収集した日本の行政処分データと公的制度情報をもとに、14省庁・機関5,362件の行政処分データセットを整備し、規制動向の調査・分析レポートを公開しています。

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